エネルギ消費量計算のための年間冷暖房負荷略算法
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概要
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空調設備の設計において省エネルギ手法を適切に具現してゆくためには,個々の手法による省エネルギの効果を総合的かつ定量的に把握する手段が必要である.この手段は電算機利用が前提となると考えられるが,設計手法として日常化するためには,必要な精度をもつとともに演算時間が過大でないことが必須条件となる.筆者らは,空調設備消費エネルギ計算の前段となる熱負荷の略算法として,気象観測値を多変量解析の手法により月間数日分の気象データに編成し,1日周期定常計算法により年間の冷暖房負荷を計算する方法について検討を行った.本稿は,この略算法について若干の検証結果を添えて報告するものである.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1977-06-25
著者
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