空調設備における加湿水の微生物汚染および空中浮遊菌に関する調査研究
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概要
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空調設備における加湿の衛生的見地から,加湿水の細菌検査と加湿水中の菌の空気中への移行について調査を行った.その結果,水道水再循環使用の加湿水,再循環使用の空調用温水および蓄熱槽温水から,各種の細菌や真菌ならびに原虫類が高濃度に検出され,また加湿水中の菌は,加湿水を噴霧することによって給気中に移行し,居室にまで吹き出されていることが明らかになった.また,加湿によって空気中に移行する菌の量は,噴霧水量ではなく,実際に空気に移った加湿量と,加湿水中の菌濃度に依存していることが判明した.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1984-06-25
著者
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菱山 仁
東京都衛生局
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松本 淳
東京都衛生局
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松本 淳
東京都衛生局環境衛生部
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竹内 和夫
東京都衛生局環境衛生部
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須藤 尚義
東京都衛生局環境衛生部
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斎藤 勝
東京都衛生局環境衛生部
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長良 健次
東京都衛生局環境衛生部
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菱山 仁
東京都衛生局環境衛生部
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竹内 和夫
東京都衛生局
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