設備ユニットの基準面の設定法と誤差調整空間の定量的検討
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概要
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設備ユニットの"領域"の概念を明らかにすることは,他の構成材との空間的境界を明確にしたり,設備ユニットの保守・修理・部品交換などを可能ならしめる空間を確保するうえから必要である.設備ユニットは他の構成材と異なり,機器本体以外に保守・保安・吸込み用など独特の空間を必要とし,それらを包含して領域を定める必要がある.また,その領域内に精度良く据え付けるためには,位置出し基準線を設ける考え方が効果的と考えられる,さらに,設備ユニットは配管などを有しているため,基準面設定の原則のみでは納めることができないので,原則から外れる事例を具体的に指摘した.最後に,設備ユニットおよびPC工法による建築躯体の誤差調整空間の定量化を検討した.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1983-02-25
著者
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