神戸で捕獲されたトルキスタンゴキブリ(新称)Blatta (Shelfordella) lateralisについて
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概要
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2001年7〜8月,神戸市でトルキスタンゴキブリ(新称)Blatta lateralis雌雄多数を発見した.最近移入された外来種と考えられるが,現在の所,日本には定着していないと思われる.♂は長翅型,♀は短翅型で,日本産の他のゴキブリ科の種からは,爪間板が退化していることにより区別できる.実験室内飼育によると,♀成虫は一ヶ月内に5個の卵鞘を産出し,25℃,50〜60%RHの条件下で,孵化後♂は148日,♀は168〜175日で羽化した.
- 2003-11-29