食品等への異物混入の現状 : 平成14年の検査結果の分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
平成12年以降急増した食品等への異物混入検査について,平成14年に当社で行った検査成績を報告する.検査依頼数は,夏期から秋期にかけて多かったが,昆虫類の発生の少ない冬期から早春にかけても大差ない検査依頼があった.検査依頼のあった主な業種は,乳製品製造業,農産保存食品製造業,味噌製造業等であった.主な製品は,乳製品,びん詰,インスタント食品であった.検出された混入異物の95.2%は昆虫等であった.混入昆虫等で最も多かったのは,ガ類,ついでハエ類,ゴキブリ類,クモ類等であった.また,カタラーゼ活性反応試験の陽性率は58,1%,陰性率は40.0%であった.
- 日本家屋害虫学会の論文
- 2003-06-30
著者
関連論文
- 食品等への異物混入の現状 : 平成14年の検査結果の分析
- 1. 長野県における異物混入の現状(「長野県の衛生動物とそれを取りまく環境」)(第53回日本衛生動物学会東日本支部大会講演要旨)
- A29 長野県における異物混入の現状