GS1101 炭素繊維で補強されたコンクリートブロックの付着疲労破壊解析(GS11 計算力学)
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概要
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コンクリート構造物の補強工法として、軽量・高弾性・高強度の炭素繊維シートが適用されている。この工法では、構造物の設置条件から、炭素繊維シートの破断よりも、シートとコンクリート表層間でのはく離で構造耐力が決定される場合が多い。さらに、疲労によるはく離破壊に関しては定量的に評価した研究も少なく、合理的な耐付着破壊設計コードを確立する必要がある。本研究では、コンクリートブロック側面に貼り付けた炭素繊維シートの片振り疲労破壊実験を基に、損傷力学を利用した付着疲労破壊解析を行い、同破壊モードの評価モデルを提案する。
- 2009-09-26