マレー半島におけるアシナガシジミ亜科の幼虫の肉食性と客棲性および成虫の好蟻性
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概要
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アシナガシジミ亜科の幼虫はすべて肉食であり,同翅亜目の昆虫およびその分泌物を食物としている.東南アジアのLogania,Miletus,Allotinusの3属の食性についてはほとんど知られていなかったが,我々の最近の研究で,これらの幼虫が肉食性であることが確認された.またアリの巣中での盗食寄生など,今まで知られなかった食性についての知見を得たので報告する.観察および実験は1986年から1987年にかけてクアラルンプールのMalaya大学Ulu Gombak野外研究センターとその付近で行われた.
- 日本鱗翅学会の論文
- 1988-09-20
著者
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Fiedler Konrad
Zoologisches Institut Der Universitat Frankfurt
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MASCHWITZ Ulrich
Zoologisches Institut der Universitat
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NASSIG Wolfgang
Zoologisches Institut der Universitat Frankfurt
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DUMPERT Klaus
Zoologisches Institut der Universitat Frankfurt
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Maschwitz Ulrich
Zoologisches Institut Der Universitat Frankfurt