001104 戦後西ドイツスポーツ政策研究 (1) : 戦後改革の課程(0.体育原理,一般研究A)
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概要
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西ドイツと日本の戦後の政治・経済過程は、極めて類似した状況にある。しかし、スポーツ過程には大きな差異が生みだされている。日本のスポーツ政策の貧困に比べ、西ドイツでは、golden planに見るように大々的なスポーツ施設建設計画が策定・展開され、sport for allが積極的、具体的に進められるといった状況がつくりだされている。この差異の性格はいかなるものであり、その根源はどこにあるのか。この解明は、日本のスポーツ政策を展望しようとするとき重要な課題となっている。今回は、戦後改革の過程(1945-1950)を問題にするが、とりわけドイツ・スポーツ連盟が、統一組織として成立するに至るまで、いかなる内的矛盾が存在し、いかなる抗争が繰り広げられ、その過程でいかなる性格が付与されていったのか、を明らかにしたい。このことは、ドイツ・スポーツ連盟のその後の発展の姿及び民主主義の質を認識する前提となるであろう。
- 1987-08-15
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