中国における中外合作弁学の現状分析 : 日本はどう関与すべきか
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概要
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現代中国で行われている「中外合作弁学」は,すでに「中国の第三の弁学」(学校運営)の力量となった.中国政府が公表した最新データを分析した結果,アメリカ,オーストラリア,英国など先進国の「教育産業」が積極的に中国進出しているのに対して,日本はすでに遅れているということが分かった.中国教育部が下達した文件によると,今後,高等職業教育領域において,中外合作弁学を通して,「先進製造業,現代農業と現代サービス業,殊にエネルギー,鉱産,環境保護及び金融などに向ける高度技能の人材の養成能力を向上させる.」という方針を出した.日本はこれを契機にして,高度な職業技能を持つ人材養成プログラムを生かし,これからの中国職業教育において,中国と連携して,相互にとって有益な発展を成し遂げるべきであると提言する.
- 2010-07-01