出産・育児期にある助産師の就業継続に関する実態調査
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概要
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本研究の目的は,病院に勤務する出産・育児期にある助産師の就業継続の実態を明らかにすることである。妊娠中もしくは0歳から小学校卒業までの子どもを養育している助産師1,469名を対象に郵送法による無記名自記式質問紙調査を実施した。家族家庭環境,職場環境,社会資源の活用状況,および仕事と育児の両立に関する項目について調査し,分析には記述統計と質的帰納的方法を用いた。回収数986部(回収率67.1%),有効回答数は951部(有効回答率96.5%)であった。平均年齢は36.8±5.26歳,子どもの平均人数は1.96人であった。病院に勤務する出産・育児期にある助産師は,「就業継続に対する家族の理解・協力」「両立しやすい職場環境」「助産師本人の高い職業に対する認識」「経済的理由」を基に就業している実態が明らかになった。
著者
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