9I4 教員の情報モラルの指導に関する意識 : 指導経験の有無による比較分析を中心に(情報数育と情報モラル,21世紀の教育改革の行方を探る)
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概要
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本研究は,教員の情報モラルの指導に関する意識を把握するために,教育センターの情報系研修講座のために来所した小中高教員198名に対して,情報モラルの指導に関する質問紙調査を行った。調査内容は,情報モラルの各指導内容における「指導内容としての必要性」,「指導の容易さ」,「適切な指導の時期」についてである。調査結果は教員の過去1年以内における情報モラルの指導経験の有無で区分し,比較分析をした。その結果,指導内容として設定した11項目の内,指導内容としての必要性では「肖像権」と「著作権と知的財産」の2項目,指導の容易さでは「健康上の問題」を除く10項目で指導経験による有意差が認められた。適切な指導の時期については,指導内容によって適切な指導時期があることが示されたが,指導経験による差異は認められなかった。
- 2009-08-22
著者
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