「子育て支援」の親支援とその指導に関する実践報告
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概要
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2004年度に導入された子育て支援(演習I、II)および同(理論I、II)は翌05年より開講され、理論と演習それぞれを関連づけながら進めていく授業で、演習の授業(お手てつないで)では地域の親子が参加する極めて特徴ある授業として4年目を迎えた。一方、子育てを社会が支えていかなければならないこんにち、この子育て支援の授業の役割は単なる保育者養成だけでなく、こうした子育て家庭を支援する性質をもつものでもある。特に親支援はその中心であるが、多様化する親のニーズなどから支援の難しさがそこにはみちれる。なかでも保育者を目指す学生にとっては、親支援のあり方や方法の困難さがこの実践からみえてくる。同時にこれは指導する側にとっての課題であるともいえる。