庄川河川敷におけるヤナギ属3種の訪花昆虫とその送粉可能性
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概要
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1996〜1998年,富山県庄川下流河川敷において,ネコヤナギ・カワヤナギ・タチヤナギの訪花昆虫調査を行い,送粉への寄与の程度の推定を行った.7目29科約40種の昆虫類がヤナギ類の雌株と雄株を訪花したが,雌株への訪花個体数,虫体への付着花粉数,虫体が接触した雌花数の3点から検討した結果,ネコヤナギとカワヤナギではエチゼンヒメハナバチとフクイヒメハナバチ,タチヤナギではフクイヒメハナバチとツヤマメヒメハナバチが主要な送粉者と考えられた.
- 日本生態学会の論文
- 1998-11-20
著者
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