2次元画像データを用いたフレネルCGHにおける干渉縞の計算法(立体映像における人間工学的研究-立体映像の知覚認知・生体作用とその評価,及び立体映像技術一般)
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概要
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2次元画像を表示対象としたフレネル型の計算機合成ホログラム(Computer-Generated Hologram:CGH)において,干渉縞計算を簡略化する計算法の検討を行った.CGHサイズは2048×2048点,表示対象の2次元画像サイズは128×128画素である.CGHはフレネル・ゾーン・プレートの重ね合わせで記録するが,干渉縞には平行パターンが多く含まれ,冗長性が高くなる.この性質を利用すれば,CGHの全要素について干渉縞を計算する必要はなく,一定間隔で計算した値を用いてCGHとすればよい.この場合,画像再生シミュレーションによる数値再生結果に極めて薄いゴースト像が生じるが,再生像(虚像)と重ならず,再生像の画質確認に影響しない.今回の計算法は,CGHの画像再生シミュレーションにおいて,干渉縞計算の時間短縮に役立つ.
- 2010-03-02
著者
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