北米薄型テレビ事業における需要予測の一事例(<特集>需要予測)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
北米薄型テレビ事業では,Bull-whip効果抑制と互いの事業目標達成のため,メーカーや量販店といったサプライチェーンパートナー間でのコラボレーション(CPFR)が活発化し,それに伴いメーカーによる最終消費需要予測の必要性も高まっている.本稿では,メーカーにて最終消費情報を用い需要予測を行った一事例を紹介する.過去販売実績を,もともと獲得できたであろう台数,価格改定やチラシ掲載による増加台数,個別に取り扱うべき特異台数に要素分解し,各要素について現行機種の予測を立て,それらを統合することで予測値を算出するという予測モデルである.
- 2010-04-01