1504 収益予測手法の検討 : プロジェクトポートフォリオ管理(一般セッション)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
多くの企業では常に複数のプロジェクト,即ちプロジェクトポートフォリオを抱えている.個々のプロジェクトにおいて計画の遅延やコスト超過などのリスク事象が生じた場合,プロジェクトマネージャーは他のプロジェクトとの兼ね合いで対策を講じなければならない.しかし,企業が使える資金や人員などのリソースに上限があるため,個々のプロジェクトの属性を考慮しながらプロジェクトポートフォリオの管理を行うことは経験豊かなプロマネにとっても困難である.本研究では,プロマネの行動を模擬する事により,ソフトウェア開発プロジェクトの収益分布を予測するエージェントモデルを検討する.まず,チェックリストの入力項目を用いて,各プロジェクトのリスクを考慮して遅延期間を推定する.そして,各プロジェクトについて遅延期間とコスト超過を同時に最小化するようにリソースの再配分を行って,プロジェクト受注時点においてプロジェクトの将来の収益の分布を予測する.最後に,プロジェクトポートフォリオの収益分布から算出した予備費の活用法を提案する.
- 2009-03-10
著者
関連論文
- エージェントモデルを用いた企業活動の統計的性質の研究(経済物理学II-社会・経済への物理学的アプローチ-,京都大学基礎物理学研究所2005年度後期研究会)
- 1504 収益予測手法の検討 : プロジェクトポートフォリオ管理(一般セッション)
- 粒子法をもちいたAC-PDPのアドレス放電の解析
- 粒子法をもちいたAC-PDPのアドレス放電の解析
- プラズマディスプレイの放電現象の数値解析手法
- 分子動力学法と遺伝的アルゴリズムを用いた合金設計手法の開発
- エージェントモデルを用いた企業活動の統計的性質の研究(経済物理学II-社会・経済への物理学的アプローチ-,京都大学基礎物理学研究所2005年度後期研究会)