幼児期からの英語教育に関する研究
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概要
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本研究は、幼児期における英語教育の意義について、保育者を目指す学生、幼児期の子どもを持つ保護者、幼稚園教諭それぞれの考え方を調査した。保育科に在籍する学生と3〜5歳児の子どもを持つ保護者、幼稚園に勤務する保育者の3者にアンケートを配布し、それぞれの持っている早期英語教育への意識を調査、比較した。調査は早期英語教育を必要と考えるか、またなぜそう考えるのかを主な調査のポイントとした。その結果、3者の間に早期英語教育の必要性についての有意な差は認められなかった。つまり、3者の間に早期英語教育に対する考え方に大きな偏りがないことが分かった。また、3者ともに早期英語教育は必要でないと考える人が多いことが示された。さらに、実際に早期英語教育を受けた学生が感じる成果と、親が早期英語教育をさせて感じている成果に有意な差があることが分かった。
- 平安女学院大学の論文