陶芸学習における「導入プログラム」の開発と実践について : 小学校における陶芸学習の研究
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概要
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多くの小学校で「やきものづくり」をはじめとした陶芸学習が取り組まれている。筆者は兵庫陶芸美術館において兵庫県内の小学校と連携授業を行ってきた中で,児童の多くが身の回りの陶磁器に対しての興味関心が低いこと,また土の焼成という素材の質的変化を十分に理解していないことに気づいた。そこで陶芸授業の導入時に,土の焼成,陶器と磁器の違い,様々な技法等を体験的に楽しみながら理解させる「導入プログラム」を作成して実践し,その効果を連携授業において検証した。その結果,その後の展開等,学習を充実させる上で効果があったことが実証された。
- 2009-03-21