身長発育と比体表面積からみた高校ボクシング選手の体重調整に関する実践的研究
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概要
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過剰な体重調整,とくに長期的な減量が身長発育や比体表面積( : s=体重(W : g)/体表面積(S : cm^2))に大きく影響するものと考えられることから,身長発育および比体表面積を考慮した体重調整の方法を明らかにするためにボクシングの選手を目指す高校生男子の縦断的な身長発育と比体表面積について検討することを目的とした。その結果,次のことが明らかにされた。1.競技能力のレベルが高い選手の方が競技能力の比較的低い選手よりも,1/sは基準値の3% ile.以上のものが多く認められた。2.縦断的にみた場合,身長発育の現量値は基準値の正常範囲にあり,競技能力のレベルが高い選手は低い選手よりも,1/sは正常範囲にあるものが多く認められた。3.身長発育に相応した体重調整をすることが,ボクシング選手の健康を維持し,しかもパフォーマンスを大きくするものと考察した。
著者
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