1 越前気比太神宮寺伽藍について(歴史・意匠)
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概要
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神社の中に作られた寺である神宮寺は、古くからある神の信仰と新来の仏教との関係を示す一例として興味深い存在であるが、その実体は実だ十分解明されていない。そこで本稿では『平安遺文』所収(320号)の太政官符等によって、越前敦賀の気比(けひ)神宮寺の歴史と伽羅形態を明らかにし、それによって当伽羅の重要性を示したい。
- 社団法人日本建築学会の論文
神社の中に作られた寺である神宮寺は、古くからある神の信仰と新来の仏教との関係を示す一例として興味深い存在であるが、その実体は実だ十分解明されていない。そこで本稿では『平安遺文』所収(320号)の太政官符等によって、越前敦賀の気比(けひ)神宮寺の歴史と伽羅形態を明らかにし、それによって当伽羅の重要性を示したい。