包括利益計算書の制度化に学ぶ : 会計理論の発想の転換をめざして
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概要
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国際会計基準審議会(International Accounting Standards Board;IASB) およびアメリカの財務会計基準審議会(Financial Accounting Standards Board;FASB) において包括利益(comprehensive income) の開示が議論されるようになってから, 従来の純利益(netincome またはearnings) 情報と包括利益情報の投資意思決定有用性を比較する実証研究が多く行われている。本研究はこのような研究に触発され, 包括利益情報と純利益情報が同一の利益情報として比較可能なものであるのかという問題意識にもとづいて, 純利益情報と包括利益情報の性質および会計情報における両利益情報の位置づけを明らかにすることを目的とする。このような研究の意義は, 整合性ある会計理論を確立することによって, 一貫した会計基準を設定することにあるが, とりあえず本稿ではこのような研究の導入として, 包括利益計算書の制度化を扱っている諸プロジェクトの状況とその制度化上の諸問題を明らかにすることに焦点をあわせる。
- 2010-03-23
論文 | ランダム
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