MIMO無線通信システムにおけるフルダイバーシチをもつ新しい準直交時空間ブロック符号の提案(無線通信技術,<特集>通信の未来を担う学生論文)
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概要
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本論文では,4本の送信アンテナを用いた送信レート2 symbols pcu(per channel use)のフルダイバーシチSpace-Time Block Codes(STBC)であるABCD符号を提案する.ABCD符号は,Alamouti符号とThreaded Algebraic STBC(TASTBC)の構造を組み合わせて開発した準直交STBCであり,既存のSTBCより大きな二次相互情報量をもつため,信号対雑音比(SNR)が低い環境において,既存のものより高い性能をもつことがシミュレーション結果で示された.また,フル送信ダイバーシチにより,高SNRにおいても高い性能を発揮することができることも検証された.
- 2010-02-01
著者
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福田 龍樹
熊本大学大学院自然科学研究科・情報電気電子工学専攻
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大津 慎吾
熊本大学大学院自然科学研究科・情報電気電子工学専攻
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劉 陳
中国南京郵電大学
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趙 華安
熊本大学大学院自然科学研究科・情報電気電子工学専攻
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