平面スイープ法を利用した弱校正多視点カメラからの隠消現実感映像生成
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概要
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本論文では,複数の弱校正カメラで撮影されたシーンから,そのシーンを遮蔽する物体を除去した映像を平面スイープ法により生成する手法を提案する.提案手法では,弱校正された複数カメラ間の幾何学的関係を扱うためのフレームワークとして,射影グリッド法(PGS 法)を利用する.そして,このフレームワークで扱われる対象空間に対して,平面スイープ法を利用することにより,仮想視点からの対象シーンの距離画像と仮想視点画像を再構成する.このとき,平面をスイープする体積範囲から遮蔽物体の存在領域を除外することにより,遮蔽物体の無い画像を合成するこができるわけである.実験により,提案手法が遮蔽物体を除去した映像である隠消現実感映像を生成するために有効であることを示している.さらに,平面スイープ法の実装にGPU を利用することにより,通常のPC を利用して数FPSの処理速度が実現できることを示している.
著者
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ソングクラン ジャリスワード
Department of Infomation and Computer Science,Keio University
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細川 貴英
Department of Infomation and Computer Science,Keio University
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斎藤 英雄
Department of Infomation and Computer Science,Keio University
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斎藤 英雄
Department Of Infomation And Computer Science Keio University
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細川 貴英
Department Of Infomation And Computer Science Keio University
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ソングクラン ジャリスワード
Department Of Infomation And Computer Science Keio University
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