5 境界層風洞における風圧係数測定の検討(環境工学)

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概要

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風荷重(風圧)の算定について、"建築物荷重指針"では、平坦地、市街地などに対して、地表面粗度区分を設けて、風速の鉛直分布を詳細に規定する方法を示している。しかし、風圧係数分布については、従来の一様流風洞によるデータと大差なく、また、風速の鉛直分布をもった境界層風洞による、風圧係数分布を用いる場合の方法についても、明確でないと思われる。境界層風洞により風圧係数を求める場合には、基準風速をどこにとるかが問題となる。本実験では、一般に自然風の鉛直分布について成立すると言われる対数則及び、べき法則を用いて風速プロフィルを設定し、大小の模型を用いて風圧分布を測定し、相似の関係が成立するかを検討した。
1984-07-10

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