新潟県内病院における婦長補佐業務の検討
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概要
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新潟県内病院の婦長補佐業務内容について,現場で実践している業務内容を分析した.対象は新潟県内において婦長補佐業務を行っている看護婦404名であった.この結果,補佐歴,夜勤日数,医師および看護補助員数,補佐職の業務規則明記の有無によって婦長補佐業務業は,婦長代行,教育,診療の援助,直接看護のいづれかの業務量が多くなる傾向になることが示唆された.これらの傾向について婦長代行および補佐業務,あるいはチームの一員として看護を実践しながらの補佐業務の,いずれの傾向を主に補佐職へ期待するかを病院・看護部の目標から決定し,病院環境を整え,補佐業務を明記してリーダーシップを有効に発揮させることは,看護の質を向上させることになると考えられる.
- 新潟県立看護大学の論文
著者
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田中 キミ子
Niigata College of Nursing
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滝川 礼子
Niigata Rousai Hospital
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高橋 みはる
Niigata Prefectural Muikamachi Hospital
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