3次元画像のSIFT特徴量とその応用(テーマセッション関連,一般物体認識・画像特徴量)
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概要
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本稿では,X線CTやMRIなどの装置で撮影される3次元画像の統合に,SIFT特徴量を3次元に拡張して用いる手法を提案する.撮影装置の制約上,撮影対象が大きい場合には分割して撮影し,3次元画像の統合を行う必要がある.本稿で提案する3次元SIFTを用いる手法では,画像のスケール変化,回転,明度変化に頑健な特徴点及び特徴量を自動的に取得することが可能である.本稿では,3次元SIFT特徴量の記述までの実験を行い,画像の変化に対する特徴量の頑健性を調べ,3次元画像を統合する際の特徴量として有用であることを確認した.
- 2009-11-19