高校物理の中の放射線教育(<特集>放射線に関する実践授業)
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概要
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「放射能・放射線」の学習は,目に見えない現象を扱うので,実験を取り入れた教授方法をとらなければ,本質的な理解は得られない。近年,この分野の教材研究が進展し,放射線測定器の自作方法や教材用放射線源の工夫が示され,実験が容易に実施できるようになった。しかし,放射性物質を使った製品を,製造目的を越えて利用することや,漏洩X線による被曝の問題が指摘されており,実験にあたっての指針を明確にする必要がある。
- 日本物理教育学会の論文
- 1996-09-05