大型教材による体験的学習活動の開発(C 実験開発,北海道支部特集「実践からの提言」)
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概要
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現教育課程は旧課程の改訂の目玉として,総合理科やIA科目の新設により,思考実験や計算による定量的な理解から,実験・実習を大幅に取り入れた体験的な授業展開へと大きく方針を変えてきている。ただし,道内においては,IA科目を実施している高校は極めて少く,地方の小規模高校に集中している。特に,物理IAを展開している高校は少い。そこで,筆者は,生徒の興味と関心を引くため,できるだけ大きな装置を作り,授業を通して生徒に体験的学習活動を進めたり,本校サイエンス部の活動の一貫として,大型体験的教材作りを通して『青少年のための科学の祭典』や『サイエンスセミナー』などでこうした教材を持ち込んで,子供達へ体験活動を通した理科への興味関心が必要なことを紹介してきた。今後,ますますこうした体験的学習活動の開発及び実践が求められている。これら自主製作した大型教材及び学習活動への導入について紹介する。
- 1996-06-05