創造性と教育環境について(<特集>物理教育における創造力の育成)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
創造性を育成する教育について一般的な考察をする。創造性を育てる特別な教育法はまだないだろう。しかし,現行の教育は創造姓を育てるよりも潰すものである。それゆえ,少なくとも現行の教育の改めるべき点を論ずることにする。強調点は,まず好奇心が強くかつイマジネーションが豊かであること,そして総合的判断力がなければならないこと。そのためには,型に填った個別知識詰め込みの縦割り教育を止めて自由な発想のできるようにすること,基礎・基本をしっかり身に付けること,異なる考え方の梢互交流の場を作ること,疑問を大切にし一つの課題を根気よく続ける訊練を積むことが必要である。その上で,自分の能力に合った分野で薪しいことに挑戦する勇気をもつようにすることだと思う。これらについて筆者の考えを述べる。
- 日本物理教育学会の論文
- 2002-07-15
日本物理教育学会 | 論文
- 室温成層化防止に関する省エネ研究 : 小学校でのエネルギー教育実践(東北支部特集)
- 透過型回折格子フィルムによる分光観察と波長計算の実践(北海道支部)
- 眼の色収差について(2)(α欄)
- 模型飛行機の現況(ニュース)
- 生徒の生のデータを生かした指導実践例 : 統計的処理によるF=maの検証(何のために物理を学ばせるのか-学習意欲を高める手だて-)