『コヒーラスイッチ』の製作と電波実験(理科教育における理科実験教材,近畿支部特集)
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概要
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TVなどで見るコヒーラスイッチを,生徒実験など持ち運びを考えてパチンコ玉とフィルムケースを用いて試作した。フィルムケースにアルミテープを張り付け,中にパチンコ玉を入れ,これをスイッチとして用い電波の発生を確認する実験を行った。このコヒーラスイッチによる動作距離を長くするため,ヘルツが電磁波の実験でやったように,大面積の受信板にガスレンジ用の熱遮断用アルミ板を2枚取り付けたところ,受信距離を10mと大幅に改良できた。この実験をすることにより,電磁波とアンテナについて簡単に説明することが可能となった。
- 日本物理教育学会の論文
- 2000-06-01