線膨張を利用した室温計
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概要
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線膨張率はたいへん小さい。液体では膨張率が10^<-3>のオーダーであるのに対して,固体では10^<-5>のオーダーである。この小さな量を機械的,光学的に拡大して室温計として0.1℃まで読みとれることを目的とした。少し誤差が出るもののほぼ目的どおりの結果が出た。この場合,測定に使うすべてのものが同じ温度になるので材質の膨張率の差に気を配った。
- 日本物理教育学会の論文
- 1998-06-25
線膨張率はたいへん小さい。液体では膨張率が10^<-3>のオーダーであるのに対して,固体では10^<-5>のオーダーである。この小さな量を機械的,光学的に拡大して室温計として0.1℃まで読みとれることを目的とした。少し誤差が出るもののほぼ目的どおりの結果が出た。この場合,測定に使うすべてのものが同じ温度になるので材質の膨張率の差に気を配った。