注射器を利用した「エネルギー実験器」
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概要
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エネルギー概念は,自然の変化を総合的に,積分型として捉える際に極めて有効である。「エネルギー」は,よく知られているように「仕事をする能力」と定義できる。よって,ある状態にある物体の「エネルギー」を物理的に捉えるためには,その物体が外部に対して行う「仕事」をいかに測定するかが鍵となる。「仕事」を測定する従来の杭打ちの方法では,再現性が悪くばらつきがひどい。衝突部に小型の使い捨て注射器を使うことで再現性の良いデータが得られることがわかったので報告する。
- 日本物理教育学会の論文
- 2005-03-25