圧電ブザーを用いた力積測定
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概要
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力のセンサーとして圧電ブザーの素子を用い,記録にはADコンバーターとパソコンを使って衝突時の力積測定を行った。衝突体として,スーパーボール,ハネナイト,粘土,ピンポン球を用いたが,実測値はそれぞれ運動量変化から求めた値とほぼ一致した。また,衝突体が素子に接触している時間は,衝突速度にはよらず,衝突体の硬軟,弾性,非弾性等,材質や形で大きく変わることが分かった。この素子を用いた場合の特徴は短時間の力の変化を読み取れること,小さな力から大きな力まで幅広く測れることである。
- 日本物理教育学会の論文
- 1989-09-05