高校教材用「ジュールの実験装置」の製作
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概要
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熱の仕事当量を求める「ジュールの実験」の装置を縮少して製作した.できるだけジュールの装置に近い構造にし,高校の教室で演示実験ができるように大きさ,工作方法,経費,測定器具等について配慮した.おもりの等速の動き,攪拌されることによる水温の上昇等を実際に観察することは「仕事の熱エネルギーヘの変換」を理解するための一助になると考えられる.現段階で,この装置による実験からは有効数字は2桁であるがJの真値に近いQ/Wの値が求められる.
- 日本物理教育学会の論文
- 1984-08-30