メモリータイマーによる自由落下運動の実験
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自由落下運動の実験において,より正確に運動の解析を行なうために,多地点の通過時間を測定することのできる,メモリー付デジタルストップウォッチ(メモリータイマー)を試作して実験を行なった.その結果,従来の紙テープや,ストロボ写真に記録する方法の解析に使われていると同様な簡単なデーター処理法によって,有効数字3桁(9.80m/sec^2)程度の重力加速度の値を求めることができた.同時に,落下加速度が空気抵抗によって減少するようすや,落体の大きさによる空気抵抗の影響のちがいも示すことができる.これにより,自由落下運動の実験を,より幅の広い教材とすることができると考える.
- 日本物理教育学会の論文
著者
関連論文
- メモリー付デジタルストップウォッチによる回転運動の測定
- CALL教室導入とeラーニング : 大学におけるeラーニング利用の現状と将来
- 自由落下運動の測定
- 漂白ホログラフィ
- 90°フレネルホログラフィ
- フラウンホーフェル回折模様のノイズ
- 規則的分布をした円形開口によるフラウンホーフェル回折模様の解析
- 数字形開口による回折縞
- 多数個ピンホールによるフラウンホーフェル回折模様
- 1973年6月30日アフリカ日食の太陽コロナ偏光観測
- 29p-KP-8 メモリータイマーによる自由落下運動の測定
- メモリータイマーによる自由落下運動の実験