自動制御による等加速度模型電車
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概要
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発電機としてモーターを使用すると,その発生電圧は,回転速度を表わしている.このことから,オペアンプを用いて,回転速度を自在に制御できる回路を作製し,模型の電車を作り走らせようと試みた.速度を制御できるのであるから,当然,等加速度,等速度,等減速で走らせることも可能である.ここでは,特に等加速度で走らせることに主眼をおいた.その理由は,力学台車を等加速度で走らせることを想定した生徒実験は,実際に等加速度になっていないからである.又,速度を微分すると加速度が出てくることから,オペアンプを微分器として用いて加速度計の作製も試みた.
- 日本物理教育学会の論文
- 1982-02-25