Haywardのゴム・エンジンについて
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概要
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Haywardのゴム・エンジンの改良形の製法と運転の実験値,および解析を行う.James-Guthのゴムの状態方程式により,車の偏心距離を計算する.計算値と実測値とは比較的よく一致する結果を得た.さらに理想化したモデルについて熱力学的考察を行い,Archibaldのエンジンの熱力学的な扱いを適用する.ゴム・エンジンの熱効率が極めて低い理由についても考察する.このエンジンは光を仕事に変換するデモストレーションとして有効であり,ゴムのエントロピー弾性を説明する際の演示実験として効果的である.
- 日本物理教育学会の論文
- 1979-09-25