日本型ホスピタリティの尺度開発の試みと職種間比較
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概要
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日本型ホスピタリティの構成概念を明らかにし尺度開発することによって,日本型ホスピタリティの普及や向上に活用することを目的とし,尺度の妥当性の検討と職種間比較を試行的に実施した。看護師53 名・看護補助者11 名・宿泊業23 名・飲食業26 名から回答を得た結果,日本型ホスピタリティの構成概念は,サービス提供力・歓待・顧客理解力・外見と謙虚・誠実である可能性が示唆され,日本型ホスピタリティの行動や態度の一部を明確にすることができた。職種間比較では,提供力・顧客理解力・外見と謙虚は宿泊業が看護職と飲食業より高い可能性が示唆されたが,対象者数が少なく職種別回収率にばらつきがあるので今後の検証が必要である。
- 2010-01-31
著者
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山岸 まなほ
国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 看護管理学領域
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豊増 佳子
国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 看護管理学領域
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山岸 まなほ/豊増
国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 看護管理学領域/国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 看護管理学領域
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