超大型浮体式海洋構造物の安全性評価に関する考察 : 大型石油貯蔵システムの船級検査について
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概要
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上五島(1988)ならびに白島(1995)石油備蓄基地は超大型浮体式海洋構造物である。貯蔵船は本会船級船であり、各船12年毎に1回の入渠を前提とした定期的検査が実施されてきた。1997年、検査規則が改正され、代表船1隻の入渠データで他船の現状を類推する「計画検査方式」が導入された。新方式では、多種多様の実船データをモニターしつつ、検査時に最良の判定方法を確立する必要がある。本論文は、船級検査の概要と貯蔵船の安全運用を確保するために実施されているモニター技術等に関する調査・研究を紹介する。
- 財団法人日本海事協会の論文
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