光パラメトリック遅延分散制御の広帯域動作(超高速伝送・変復調・分散補償技術,超高速光信号処理技術,広帯域光増幅・WDM技術,受光デバイス,高光出力伝送技術,一般,(ECOC報告))
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概要
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光信号の遅延制御は汎用性が高く、光ネットワークに限らずフェーズアレー技術や超大出力レーザ領域など、さまざまな応用が考えられる。いわゆる遅い光も、光の遅延制御という汎用的な応用に向けて基礎研究がさまざま研究グループによって進められた。しかしながら、光信号、特に光通信での高速光信号は帯域が広いため、光の遅延制御でも十分な動作帯域を確保することが不可欠となってくる。遅い光は、Kramers-Kronigの関係を動作原理としており、広い帯域を得るためには遅延幅を犠牲にせざるを得ないという致命的な問題がある。その点、パラメトリック過程を利用した連続光遅延制御方式(パラメトリック遅延)では、信号帯域は遅延量に関係なく広く設計可能であり、高速光信号を扱うのに適している。本報告では、パラメトリック遅延の動作原理を紹介した後、動作の制限要因について言及する。その後、筆者らが提案する新しい遅延方式である光パラメトリック遅延分散制御方式を紹介し、本技術では遅延と分散を広帯域に亘り同時に且つ独立に均一制御できることについて言及する。さらに、原理実証において、43Gbpsピコ秒パルスが、波形ひずみも伝送エラーも無く1THzの帯域に亘って均一に22nsまで連続に遅延することを示す。
- 2009-10-15
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