ブリッジ形高速応答コンバータの磁気飽和現象とその抑制方法について(部品・照明・デバイス・材料技術関連,一般)
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概要
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現在、コンピュータ用の電源として、負荷直近に配置したオンボードDC-DCコンバータにより各負荷へ電力を供給するPoint of Load(以下POL)方式が主流となっている。近年の電子回路は低電圧大電流を必要とするため、POL電源として電源モジュールを複数台用いた並列電源が用いられる。このため設置スペースが制約される電源モジュールに対して小型化の要求が厳しく設計余裕が小さい。フルブリッジ形コンバータはトランスに正負電圧が交互に印加されるためコアを有効活用でき大容量モジュールに適している。しかし、負荷急変時にトランスの磁気飽和現象が起こることが問題となっている。本稿ではこの飽和現象の解明と抑制方法について述べる。
- 2009-10-02
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