歴史・地理学におけるGISの活用と展望 : WebGISが育む複眼的な地域観(<特集>歴史地理情報システムの活用)
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概要
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近年では,インターネットを介した地理空間情報の相互運用体制が充実し,多種多様な地理空間情報が活用されるようになりつつある。一方でGISの機能も向上し,多様な地理空間情報をシームレスかつリアルに表現することが可能となってきた。このような現状を鑑みると,GISを用いた地理空間情報のブラウジングは,地域の重層的な観察を実現しつつあると考えられる。位置を仲立ちとするGISは両者の視点を地域として集約できることから,特に歴史・地理学分野においては両分野にまたがる複眼的な地域観の創出が期待できよう。本稿では地理情報技術の現状をふまえ,歴史・地理学分野のGIS教育における地理情報のブラウジングの位置付けと,今後の展望について述べる。
- 2009-11-01
著者
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