P10 センサーを使った実験と高校物理の新しい構成(大会テーマ「科学と社会のコミュニケーション」)
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概要
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距離センサー,カセンサーなどによる測定実験は,従来の計測実験のあり方を大きく変える可能性を持っている。例えば運動している物体の位置と時間についてほぼ連続的といえるようなデータを得ることができる上に様々な数学的な手法を使ってデータ解析ができるからである。また打点タイマーでは不可能だった単振り子やばね振り子の運動も一貫して測定することが可能になる。この報告ではセンサーを使った生徒実験を実施した経験に基づいて問題点とメリットを明らかにする。またセンサーを使った実験が高校物理の新しい構成を可能にすることにも触れる。
- 日本物理教育学会の論文
- 2005-08-06