P3 物理学のシミュレーション型教科書コンテンツの開発(大会テーマ「科学と社会のコミュニケーション」)

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概要

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学生の学力の多様化および高校での科目履修パターンの多様化により、大学では補習授業を含めた基礎教育の充実に力を入れている。本学では、数学のe-Learning教材を高校と連携して開発し、実際に広く授業で活用している。現在は、物理学(力学)のシミュレーション型教科書コンテンツの開発に着手し、学習者が繰り返しシミュレーションすることによって、物理現象を理解できるように作業を進めている。このe-Learningシステムは知識の取得や反復的な学習ができる機能に加えてLMS(Learning Management System)をも実装しており、学習者が自分の取り組み状況を確認するとともに、教師と学生がシステムを通じたコミュニケーションをとることが可能となっている。物理学のコンテンツでは、これまでの受動的なコンテンツにシミュレーション型コンテンツを付加することにより、学習者が能動的に物理現象を理解することが期待される。
日本物理教育学会の論文
2005-08-06

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