カルロス三世時代(一七五九-一七八八)のバルセローナ市における啓蒙と祭り : 「聖体祭」のプロセッションを中心に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
論文序論 一 研究史第一章 十八世紀スペインの都市における祭りとカルロス三世の王権による規制 一 十八世紀スペインの都市における祭り 二 カルロス三世の啓蒙主義改革と祭りへの規制第二章 バルセローナ市における啓蒙と祭りを巡る対立 一 プロセッションなどで位置を巡る,司教と市参事会の対立 二 司教による「聖体祭」のプロセッションへの攻撃 バルセローナ市における「聖体祭」の歴史と性格 十八世紀後半における「聖体祭」のプロセッションとその要素 動物・怪物人形 巨人人形と仮装 踊り 巨人人形と動物人形を巡る攻防 三 市参事会が守ろうとした聖体祭の「伝統」とは何か第三章 王権や司祭による規制は祭りを変化させたのか 一 市参事会の会計報告に見るプロセッションの変容 二 「聖体祭」の巨人と動物たちのその後結論
- 慶應義塾大学の論文