遠隔授業の取り組み
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概要
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沖縄大学では、2006年度10月よりヴィデオ・オン・デマンド方式による本格的な遠隔授業を開始します。科目は東アジア文化論。沖縄では初めての試みです。教材の製作に役立つよう、若干の技術的な問題に触れます。遠隔授業の必要性についても述べました。一つは学内において、学生に対する幅広い受講選択肢の提供。早稲田大学でも遠隔授業の導入によって学生が就職活動に充てる時間が増えるなど、評判は上々です。もう一つは市民教育への貢献。現在、大学は限られた者の教育研究機関から、地域に根ざして市民教育も担う機関への変革が求められています。特に、多数の離島地域を抱える沖縄県では、こうした遠隔授業の試みは他地域よりも重点的に進められなければならないと考えられます。
- 沖縄大学の論文
- 2006-03-31