因島大浜周辺の魚 : 同海域に於ける一本釣りから(体験感想)
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概要
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一次産業である水産業は,第2次大戦後かなり経ってから「獲る漁業かち作る漁業へ」の転換がはかられた。これは諸般の事情から避けられない問題で,今後益々その具体化が要求されるだろう。いわゆる栽培漁業(aquaculture)がそれで,農業同様に,これには種々の技術を要し,かつての漁業従事者にとってはまさに隔世の感があるであろう。自然の海では,海棲生物は現在でも自然の摂理に基づいて生存生活を行っている筈である。著者は永年,因島大浜周辺で釣りを趣味として楽しんできた.魚の学問には全くの素人であるが,因島大浜周辺海域での釣対象魚や過去30〜40年間に魚種や魚群がどのように変遷したかについて,思いつくままに述べることにする.
- 福山大学の論文