ITプロジェクトの知識情報の活用による収益性の改善と実践
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
総発注額の7割強を大手4社が受注するといわれるほど寡占化が進むIT業界で、中小SIerが受注を安定的に確保し事業を継続していく為には、赤字プロジェクトを出さないマネジメントが必須である。オフショア開発の比率が高まる環境下で、中小SIerが受注できる案件の多くは、仕様が複雑で短い納期の小規模プロジェクトである。難度の高いプロジェクトを成功させ収益を確保するためには、過去のプロジェクトで得た様々な知見を新規プロジェクトで活用し、QCDを正しく管理できるしくみが必要である。本稿は、ITシステム構築プロジェクトの知見を知識ベースとして蓄積し、新規プロジェクト遂行においてメンバー間で効率的にこれを共有・活用する手法を提案する。さらに本手法を用いて収益率の向上を図った事例を示す。
- 2008-03-14
著者
関連論文
- ITプロジェクトの知識情報の活用による収益性の改善と実践
- B-2 ITプロジェクトの知識情報の活用による収益性の改善事例(開発トラック,企業改革のためのプロジェクトマネジメント)
- D-1-3 SI企業のプログラムマネジャー育成に関する考察(P2Mによる方法論トラック,「6次産業論とP2M体系の発展」〜日本型の価値創造と進化を模索する〜)