B-22 グローバルPJでのコミュニケーションマネジメント : ソニーの事例(研究開発トラック,持続的発展価値を実現する戦略開発プロジェクト・プログラムマネジメント)
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概要
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グローバルなプロジェクトの成功には、情報を発信し、ステークホルダーの意見を調整・統合する能力など、コミュニケーションを円滑に進めるための基本的な能力に加え、異文化コミュニケーションへの対応が求められる。これらは知識として学ぶだけでは不十分であり、日々意識して向上しなければならない。P2Mが提唱している「高低コンテキスト文化のハイブリッド化」【1】は、グローバルなプロジェクトに携わる際に重要である。本稿で紹介するソニーのプロジェクト事例においても、国内外におけるアプローチを適宜変えて、対応がなされ、成功をおさめることができた。今後この「ハイブリッド化」のアプローチが実践の場で磨かれ、実際のプロジェクトで効果をあげうるレベルにまで進化することが期待されている。
- 2006-05-12