ニューロフィードバックの実際(企画セッション,3.「バイオフィードバックの新しい展開-臨床の現場から」)
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概要
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脳波バイオフィードバックであるニューロフィードバックは,その対象が脳波,脳の活動であることから,実に広範囲な患者,クライアントに用いられている.アメリカではポスト・リタリンとしてADD/ADHDのクライアントに多く使われている.またADD/ADHDにかぎらず,LD(学習障害),PTSD(心的外傷後ストレス障害),うつ病,双極性障害,解離性障害,強迫性障害,不安性障害,パニック発作,反応性愛着障害,かんしゃく,行為障害,偏頭痛,慢性疼痛,自閉症,物質依存,てんかん,TBI(外傷性脳損傷),さらには,植物状態から目覚めさせるような驚異的な成果も伝えられている.ここでは,筆者の6年以上の自験例を通じ,さまざまなクライアントへの使用とその変化,ニューロフィードバックを使う上での注意点,また広範囲のクライアントを対象にする上で必要となるニューロフィードバックの捉え方を紹介する.
- 2009-10-25
著者
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